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2011年に光明駅KTX脱線原因と指摘された線路転換器を一般鉄路でもリアルタイムで監視できる線路転換器監視システムが開発された。  

情報通信専門企業のOTS（代表 - 宋武相）は10日、簡単な操作ボタンだけで列車線路転換器制御器の電流および電圧表示情報をリアルタイムで判読、認知できる「スロット型線路転換器監視システム」の開発に成功したと発表した。 

OTS はこの技術を韓国鉄道技術研究院と大田（テジョン）都市鉄道の支援を受けて開発し、性能改善作業を着実に進めてき, 製品の納品も行われた。 「スロット型」で大田市都市鉄道公社が運営する西大田駅と亀岩駅にそれぞれ1セット供給した。 初期バージョンの「ワンボード型」は2009年、ソウルマットローが運営する地下鉄2号線に18セット供給した。  

この監視システムはボタンを押せば、9チャンネルまで線路転換器の電流と電圧状態を自動測定、検出できる。 また、事故や障害発生時の原因分析に必要な線路制御機現場の運用設備装置の電流測定資料を簡単に抽出できる。 鉄道施設装置の追加の際、設備拡張性も容易だ。
室内で遠隔制御するため、雪や雨などの自然環境の影響を受ける必要がないメリットもある。  
従来の製品は、鉄道線路転換装置が設置された外部機器の横にデータ検出装置があり、雪や雨、粉塵、振動などの影響を受け、誤作動が起きたりもする。
線路転換期の国内需要は約8000台だ。 この市場のほとんどは大企業や中堅企業などが掌握している。  

宋武相代表は「KORAILと都市鉄道公社が運営している鉄道線路転換器はほとんど維持補修要員が制御器の運営状態を現場に出向いて測定、障害かどうかを判断しなければならない不便がある」とし「このシステムを導入すれば老朽化した装備信頼度の増加と事前予防点検が可能になる」と述べた。  

宋代表はまた「データが正確で精密であるため、現場管理者の心理的圧迫感解消にも大きく役立つ」と付け加えた。  

hbpark@etnews.com